【ノア】武藤敬司がGHCヘビー級王座前哨戦に完勝 潮﨑豪の右足を〝破壊〟

2021年02月01日 00時00分

潮崎豪(左)から足4の字固めでギブアップを奪った武藤敬司

 グランドスラム達成へ視界良好だ。〝プロレスリングマスター〟こと武藤敬司(58)が31日、ノアの後楽園ホール大会で行われたGHCヘビー級王者・潮﨑豪(38)との前哨戦に完勝した。

 2月12日の東京・日本武道館大会でGHCヘビー級王座に挑戦する武藤はこの日、丸藤正道(41)、吉岡世起(33)とトリオを結成し潮﨑、原田大輔(34)、清宮海斗(24)組と対戦した。試合前「コンディション? それは日によるな。でも、気持ち的には日に日に盛り上がってるよ」と話していた武藤は、ベルトを見据えて序盤からフルスロットル。もちろん狙いは潮﨑で、まさかのローリングソバットを繰り出すなど絶好調ぶりを見せつけた。

 さらに序盤から2週間後を見据えて右足への集中攻撃も忘れない。低空ドロップキックに雪崩式ドラゴンスクリュー、アキレス腱固めで攻めたかと思えば、丸藤、吉岡にも呼びかけ3人がかりで右ヒザに蹴りを叩き込むと、最後は足4の字固めで絞め上げてギブアップ勝ちを収めた。

 勝利ばかりか、決戦への布石もしっかりと打った天才だが〝勝って兜の緒を締めよ〟とばかりに「2人が譲ってくれたから今日は勝てた。タイトルマッチにこの2人はいねえからな」と厳しい表情。それでも、悲願とする新日本のIWGPヘビー級、全日本の3冠ヘビー級に続くGHC奪取での3大シングル王座制覇を見据えて「後は、潮﨑の心の動揺を期待します」と力をこめた。

 対する潮﨑は試合後痛々しく足を引きずって「術中にはまってしまった。向こうの策に入ってしまったね」と反省の弁。最後の前哨戦に敗れて「次、武道館、勝つ以外ない!」と意気込んだが…。最後に笑うのは、どっちだ。