【ノア】杉浦 時限爆弾マッチから生還! 6日GHC戦・潮﨑潰して桜庭との〝6冠戦〟へ一直線

2020年12月02日 11時00分

鬼気迫る表情で王者・潮﨑(左)にエルボーを叩き込む杉浦

 ノアのGHCタッグ王座を保持する杉浦貴(50)と桜庭和志(51)が〝究極の6冠戦〟実現を目指す。6日の東京・国立代々木競技場第二体育館大会で杉浦はGHCヘビー級王者の潮﨑豪(38)に、桜庭は同ナショナル王者の拳王(35)にそれぞれ挑戦。杉浦軍でベルトを独占し、同門対決へとシフトする。


「あの試合を乗り越えて俺は強くなったよ」。地獄のリングから生還した杉浦の顔は自信に満ちあふれていた。潮﨑との大一番を控え、11月29日に電流爆破の〝聖地〟神奈川・鶴見青果市場に乗り込んで〝邪道〟大仁田厚(63)と対戦。史上初めて空中時限爆弾が使用された死闘を制した。

「史上初なのに、事前に実験も何もせずぶっつけ本番でやったから、やる前は本気で生きて帰って来られるか不安で仕方なかった。でも、俺はその恐怖に打ち勝ったんだ。だからメンタルがタフになったよ。それに火を浴びて集中力も上がった。護摩行みたいに」と胸を張る。

 しかも初めてGHC王座を巻いたのが2009年の同じ12月6日だった。くしくも潮﨑を破っての戴冠で、その後に「V14」の最多連続防衛記録樹立につなげた。「運命的にも、勝つってことだろ」

 王座奪取後の青写真も描く。「桜庭と〝6冠戦〟をやるよ。6冠だぞ、6冠。史上最多だろ?」と不敵な笑みを浮かべた。本人の説明では現在保持するタッグのベルト2本に、6日にシングルのベルトを1本ずつ取ることで4冠。さらに杉浦お手製の「SUGIベルト」、桜庭お手製の「SAKUベルト」も加えて6冠だという。お手製ベルトを加えたり、タッグで2冠をカウントしたりと突っ込みどころはあるが、それが杉浦軍なのだ。

 1日の後楽園大会ではタッグ戦で潮﨑と前哨対決。最後はショートレンジ豪腕ラリアートで不覚を喫したが、引きずる様子はない。盟友との同門王座戦という明確な目標に向けて一直線に突き進む。