【ノア】「N―1」望月成晃 桜庭和志戦は「北尾VS高田」の代理戦争だ!

2020年09月19日 11時30分

望月は清宮(左)の後頭部に真・最強ハイキックを打ち込んだ

 ノアのシングルリーグ戦「N―1 VICTORY」が18日の名古屋大会で開幕。Aブロック公式戦では50歳の望月成晃(ドラゴンゲート)が清宮海斗(24)を相手に30分フルタイムを戦い抜いて引き分け、ベテランの底力を見せつけた。

 前GHCヘビー級王者のV候補を得意の打撃と関節技で苦しめて価値ある勝ち点1を奪ったが、あくまで優勝を狙う上では手痛い「失点1」だ。「これ以上後退はできない」と次戦(20日、高崎)の桜庭和志(51)戦での必勝を誓った。

 個人的な思い入れもある。「武輝道場」出身の望月にとって師匠にあたる故北尾光司さんは、桜庭の師匠・高田延彦氏と1992年10月にUWFインターナショナル「格闘技世界一決定戦」で対戦し、ハイキックでKO負けを喫した。望月は「周りが思うほど異色の対決ではないのかなと。その試合に感銘を受けてプロレスラーになったくらいなので」と、約28年の時を経て初めて実現する“代理戦争”に腕をぶした。

「桜庭さんのスタイルで戦っても手も足も出ない。キャリアを駆使して、反則でもリングアウトでも」と予告したが、真・最強ハイキックという格好の必殺技もある。「そう簡単には当てさせてもらえないでしょうが、それで勝ったら一番意義があるのかもしれませんね」と不敵な笑顔だった。