【ノア】杉浦、桜庭組がGHCタッグ54代王者に 王座転落のAXIZは解散

2020年08月31日 00時00分

新王者になった杉浦(中)と桜庭

 ノア30日の神奈川・カルッツかわさき大会で行われたGHCタッグ王座決定戦はハレンチ王こと杉浦貴(50)、IQレスラーの桜庭和志(51)組が元王者組でGHCヘビー級王者の潮﨑豪(38)、中嶋勝彦(32)組の「AXIZ」を撃破して第54代王者に輝いた。

 死闘だった。20日後楽園大会で桜庭の39ロック(変型チキンウイングアームロック)でギブアップを奪われた潮﨑は、徹底した左腕殺しで劣勢を強いられる。一方の杉浦組も、杉浦がストリートファイトクラブ25日後楽園大会で耳に裂傷を負い、包帯を施しての出陣となった。

 中嶋が杉浦に重い蹴りを見舞うと、潮﨑も桜庭の胸板に強烈な逆水平連打を放つ。しかし桜庭はあらゆる角度から潮﨑の腕を決める関節マジックを披露。蹴りと逆水平の合体攻撃にも耐え抜くタフネスさも証明した。

 潮﨑は豪腕ラリアート、月面水爆を放つも、杉浦は要所要所でエルボーを決めて絶対に3カウントだけは許さない。そして最後は執念のフロントネックロックで杉浦がレフェリーストップ勝ちを決めた。

 試合後にはGHCナショナル王者の拳王(35)率いる金剛が乱入。拳王はマサ北宮、征矢学組の挑戦を訴えた。この流れを受けた中嶋は潮﨑を放り投げ「あんたは俺を必要としてねえだろ? 俺もあんたを必要としていねえ。今から俺は金剛だ!」と仰天宣言を放ち、半失神の潮﨑を強引に立たせるとまさかのヴァーティカルスパイク。鉄壁の連係を続けた「AXIZ」の解散を宣言した。

 ここで清宮が猛ダッシュでリングイン。完全に大の字となった潮﨑を救出した。目前で大混乱劇を見せつけられた杉浦は「これはどういうことなんでしょうか。僕たちが主役なのに変な痴話ゲンカに巻き込まれてしまいました。別れ話は他でやってくれませんかね?」と嘆き、プロレス初戴冠の桜庭は「杉浦さんのおかげです。しかしあんなチョップ、よく耐えてますね…」と満面の笑みを浮かべた。