【ノア】清宮 1・4新日に宣戦布告

2019年12月16日 16時30分

清宮は潮崎(左)と健闘を誓い合った

 ワンサイドゲームでは終わらない。東京スポーツ新聞社制定「2019年度プロレス大賞」で2年連続の敢闘賞を受賞したノアの清宮海斗(23)が、新日本プロレス来年1月4、5日東京ドーム大会との“真っ向勝負”をもくろんでいる。ノアは同日程で後楽園ホール2連戦が控えており、GHCヘビー級王者としてV7戦を行う清宮は、早くも対抗心むき出しだ。

 団体の旗揚げ20周年イヤーのスタートとなる来年1月4日後楽園大会のGHC戦で清宮は、豪腕こと潮﨑豪(37)を迎え撃つ。「2020年最初の王座戦。プロレス大賞の授賞式(1月16日)も控えてるし、内容はもちろん、絶対にベルトは落とせないですね」と闘志を燃やす。

 同時に意識するのが、東京ドーム2連戦で8万人超の動員を目指す業界の盟主、新日本プロレスだ。対するノアの後楽園2連戦は、超満員札止めでも約3500人。観客数だけなら大差があるが「内容は1対1、あるいは2対1で僕が勝ちます。会場の規模は団体としての現状を考えれば仕方ない。でもノアと僕は発展途上なので」と語り、内容で互角勝負、あるいは劇的勝利を飾るつもりでいる。

 その表情は自信に満ちあふれる。これも23歳にして団体の未来を考え、新生ノアを体現する王者に成長したからこそだろう。GHC王座の最多連続防衛記録(14回)を保持する杉浦貴(49)も、清宮について「2年前とは別人。1年前とは別の生命体。素直にすごいと思う。試合運びや通常の言動に迷いがなくなった。新生ノアを今年1年間、引っ張ってきた堂々たるチャンピオンだよ。まあスター選手としての輝きは、まだまだ俺には及ばないにせよ、だな」と語る。

 清宮自身もV7、そして敢闘賞で終わるつもりはない。「隣の会場ではMVPとベストバウトを受賞された方が試合をされてるわけですよね。僕の次の目標はそこなので。将来ではなく来年のごく近い目標として(MVPを)意識してますから」。節目の年に、団体をさらなる高みへと押し上げる。