【ノア】谷口が前哨6人タッグ戦で杉浦から殊勲の金星

2019年11月17日 00時00分

杉浦貴(下)をダイビングボディープレスで仕留めた谷口周平

 ノア16日の東京・後楽園ホール大会で大波乱が起きた。26日の新潟大会で初代GHCナショナル王者・杉浦貴(49)に挑戦する谷口周平(43)が、王者から大金星を挙げたのだ。

 GHCタッグ王者・潮崎豪、中嶋勝彦組と組んだ谷口は登場するや、鈴木秀樹、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.を従えた杉浦を正面からにらみつけ、開始から試合権無視で攻撃を仕掛ける。

 2人は8分過ぎにようやく対峙。強烈なエルボー合戦から顔面蹴り、雪崩式脳天砕きで王者が優位に立つも、覚醒した未完の大器は20分過ぎ、ゴツンと会場全体に音が響く頭突きで大流血だ。

 それでも必死に王者の攻撃に耐えて張り手、ラリアートで反撃。フロントネックロックに耐えると味方が敵軍を蹴散らし、顔面へのサッカーボールキックから背中へのマイバッハプレス一撃。最後は再度の顔面蹴りを挟んで正調式マイバッハプレスで殊勲の3カウントを奪った。

 11・2両国国技館大会で栄光の初代王者となったハレンチ王にとっては初防衛戦。同大会で谷口は野獣・藤田和之との初シングル戦で覚醒した。「勝って今度こそ大きな花を咲かせる。杉浦、ベルトと首を洗って待ってろ!」。ノアのヘビー級シングルでは令和元年最後の王座戦に、大波乱の予感が漂い始めた。

 またセミのIPWジュニアヘビー級選手権は挑戦者・原田大輔(33)が王者・小峠篤司(34)との盟友対決を制して、第3代王者となった。