【ノア】丸藤「N―1 VICTORY」優勝を公約 “引き出し”100発見せます!

2019年08月06日 16時30分

丸藤は強気の言葉を連発した

 真夏の魔術師となる。ノアの天才・丸藤正道(39)が5日、シングルのリーグ戦「N―1 VICTORY」(18日、名古屋で開幕)で、変幻自在の“飛び道具”を全面解禁すると明かした。前日の鈴木鼓太郎(41)との一騎打ちでは、数え切れないほど防御不可能な動きを披露して激勝。「N―1では持っている引き出しを全部開ける」とリーグ戦制覇を高らかに宣言した。

 鼓太郎戦で勝負のポイントとなったのは、エプロンで鉄柱を蹴っての不知火、回転を加えたパーフェクトキーロック、そしてフィニッシュのポールシフト式エメラルドフロウジョンだった。同時に丸藤は、独特の発想による“仕掛け”を随所にちりばめていた。

「見ている人には分からない動きもあったと思う。10出せば勝てるかなと思ったけど、やはり鼓太郎相手だと30は出さざるを得なかった。まだあるのかって? 俺を誰だと思ってんだよ。丸藤正道だぜ?」。不敵に笑うや、こう続けた。「引き出しはまだ100以上あるでしょ。N―1では全部開ける。そうしないと優勝できないほど過酷な戦いになるから」

 前日は多彩なひらめきが背中を押した。相手の背後から股間を通し、アゴへトラースキック。タイガードライバーはカバーに入らず、腕ひしぎ逆十字に移行。座った相手の左腕を首に巻きつけて上体を固定し、後頭部への虎王…。フィニッシュ直前のタイガーフロウジョンは形が崩れたように見せかけ、意図的にタイミングと角度をずらして落とした。いずれも予測不能の丸藤マジックだ。

 単なるつなぎ技どころか、いずれも殺傷能力は十分。N―1で戦う相手にもこれ以上はない威嚇行為となった。「杉浦貴が優勝宣言したよね。はっきり口にはしてなかったけど、俺も優勝を公約します。使っていない技、昨日披露した動き、まだアイデア段階の技…全部出し切った上で、優勝戦のリングで勝ち名乗りを受けたい」

 優勝決定戦(9月16日、エディオンアリーナ大阪第1競技場)に向け、Aブロックの杉浦、潮﨑豪、マサ北宮、アレックス・ハマーストーンとの過酷な戦いを突破する必要がある。「リーグ戦4試合と優勝戦で丸藤正道の全てをお見せします。そして11月2日、両国国技館のメインに立つ。1か月半もあれば空っぽになった引き出しは、新しく埋め尽くされるからご安心ください(笑い)」

 優勝者は両国でGHCヘビー級王者・清宮海斗(23)に挑戦する。「主役と時代はそう簡単には変わらない。両国でそれを証明します」。記念すべき新生ノア初のリーグ戦を機に、再び頂点へ駆け上がる。