【ノア】GHCダブル王座挑戦決定 杉浦49歳からの絶頂期

2019年05月08日 16時30分

杉浦はふんぞり返ってGHC戦の行方を解説した

 ノアは7日、グローバルタッグリーグ戦を制した杉浦貴(48)が、6月9日の東京・後楽園ホール大会でGHCヘビー級王者の清宮海斗(22)に挑戦すると発表した。同13日のエディオンアリーナ大阪第2競技場大会ではKAZMA SAKAMOTO(36)と組み、GHCタッグ王者の中嶋勝彦(31)、潮﨑豪(37)組への挑戦も決定。今月31日に49歳になるハレンチ王が、一気に主役強奪に動き始めた。

 杉浦はSAKAMOTOと組んで出場したグローバルタッグリーグの優勝決定戦(4日)で圧巻のタフネスさを発揮。中嶋からタップを奪い優勝した。公式戦でも清宮を絞め落としており、破竹の快進撃が両王座への挑戦を呼び込んだ。「レスラー冥利に尽きます。49歳になる俺が王座戦に絡んでいるという事実を、若い世代には認識してほしい」と胸を張る。

 2月からは親会社が変わり、ノアは新体制となった。「僕は会社の犬ですから、はい。会社があるからプロレスができる。当然ですよ」と平身低頭の姿勢を見せたが「まだまだ時代は譲れない」との自負は強い。

「若い時と同じ練習量はもう無理。でも試合をしていて今が一番楽しいし、充実している。ダブル挑戦も決まってモチベーションも上がってる。デビューが30歳なので、10歳若いつもりでやってるから。還暦まではどうかな?と思うけど、50歳過ぎに全盛期がくるのは間違いない。脂が乗ってくるのはこれからだよ」

 野望もある。タッグリーグ制覇から両GHC王座の奪取となれば、昨年の清宮に続く「年間グランドスラム」に王手がかかる。しかも最後に残ったシングル最強を決めるグローバルリーグ(GL)戦は、今年から「N―1 VICTORY」(8月18日、名古屋で開幕)に進化。新生ノアの象徴とも言うべき舞台を49歳で優勝すれば、鈴木みのるが2016年にGL戦で達成した48歳5か月の最年長優勝記録を更新し、今後はまず到達不可能な金字塔となる。

「そうなれば痛快だよな。新生イコール若さだけではないと思うし。おじさんが第1回で最年長記録を残しちゃえば永遠に名前は残るな、ムフフ」と早くも勝利を確信した様子。最後は「(清宮は)確実に成長している。あとはどうお客さんとの信頼関係を築くか」と冷静に分析するや「東スポさんでしたっけ? 名刺、いただけます?」と清宮の記事が続いた本紙記者に再び嫌みを放ち、決戦の見どころを語り始めた。