【ノア】杉浦組がGHCタッグ王者を撃破しグローバルタッグリーグ戦初V

2019年05月05日 00時00分

初優勝のKAZMA(左)、杉浦組

 ノア4日の後楽園ホール大会で行われた「グローバルタッグリーグ戦」優勝決定戦は2位の杉浦貴(48)、KAZMA SAKAMOTO(36)組が、GHCタッグ王者の潮崎豪(37)、中嶋勝彦(31)組を撃破。初優勝を決めた。

 驚くべき48歳だ。開始3分、杉浦の胸板からは潮崎の豪快な逆水平で鮮血がしたたり落ちる。中嶋からは強烈な顔面蹴り、胸板へのミドルキックを数十発食らった。ジャーマンでコーナーに叩きつけられると、垂直落下のヴァーティカルスパイクも決められた。

 それでも杉浦は前に出る。中嶋の即頭部へ殺傷本能すら漂うエルボーを連打。最後はKAZMAのアシストを受けてから中嶋の蹴り足をキャッチ。鬼の形相で必殺のアンクルホールドを決める。十分に決まったかに見えたが、鬼と化した杉浦は左足のフックを加え、締め上げる。たまらず中嶋がタップして大逆転の初優勝を決めた。

 4月29日横浜大会の公式戦で敗れた借りを返した格好だが、王者組を破っての優勝だけに価値は大きい。杉浦は「チャンピオンチーム、分かってるよね? もう1回タイトルをかけて戦ってください。それとこの間、俺に(絞め)落とされて負けたチャンピオンいるよな? シングルもタッグも両方いくから!」と堂々「2冠王宣言」を放った。

 杉浦は4月17日後楽園ホール大会の公式戦でGHCヘビー級王者の清宮海斗(22)をフロントネックロックで失神させている。GHC2大王者を撃破しての優勝だけに、文句のない「トップコンテンダー」だ。

 この日は拳王(34)が反権力軍団「金剛」を立ち上げる波乱もあったが「会社があるから俺はプロレスができる。別に会社の犬でいい。会社があってこそ、世界一のプロレスを届けられる。おじさん、まだ行くよ」と胸を張った杉浦。まだまだ時代は譲らない。