潮崎「負の遺産」清算する

2019年04月27日 16時30分

潮崎は中嶋(右)とのコンビで「負の記録」の清算を狙う

 今度こそ盟友と――。ノアの豪腕・潮﨑豪(37)が26日、初のGHCタッグ王座長期政権樹立を誓った。

 潮﨑は中嶋勝彦(31)との王者コンビで「グローバルタッグリーグ戦」に参戦中。勝ち点7の2位タイでV圏内をキープしている。タッグ王座は今回で6度目となり、丸藤正道(39)と並び史上最多戴冠タイ記録をマークした。ところが、だ。通算15度の防衛を達成した丸藤に対し、潮﨑の防衛回数はたったの2度。4回は初防衛に失敗という惨たんたる結果に終わっている。中嶋とのコンビもまた初防衛を達成したばかりだ。

「その数字は厳粛に受け止めます(苦笑)。暫定的というかその時々のパートナーという場合が多かったけど、今は違う。最高の相棒を見つけたと確信してます。長期政権を築いて過去の数字を清算するしかないですね」

 タッグ戦には特別の思い入れもある。2008年の同リーグ戦では田上明(57)のパートナーに大抜てきされ、米国武者修行から緊急帰国し成長を見せつけた。何より故三沢光晴さんの最後の試合(09年6月13日=GHCタッグ戦)のパートナーを務め、翌14日にGHCヘビー級王座を初奪取した。12年10月に齋藤彰俊とタッグ初戴冠を果たしてから6年半。今回のリーグ戦が負の歴史にピリオドを打つ最高にして最後のチャンスとなる。

「上でもない下でもない、同世代のユニット(中嶋とのAXIZ)がこれほどしっくりきたことはない。まだ山場は残ってますが、王者として優勝は責務。最強を証明した上で次の挑戦者を選びたい」と胸を張った潮﨑。勝ち点8で首位の杉浦貴(48)、KAZMA SAKAMOTO(36)組とは、29日の横浜大会で直接対決を残す。短期王者の過去に決別するため、豪腕は優勝決定戦(5月4日、後楽園)まで全力で疾走する。