【ノア】歴史的再会マッチでイタミに劇勝・丸藤WWE参戦あるか!?

2018年09月03日 16時30分

丸藤はイタミ(右)に強烈なヒザを浴びせた

 5年2か月ぶりの再会マッチから新たな戦いが始まる。ノアの天才・丸藤正道(38)が「デビュー20周年記念大会」(1日)で実現させた元KENTAことヒデオ・イタミ(37=WWE)との一騎打ちは大熱戦の末、丸藤が劇的勝利。一夜明け、今回の一戦にGOサインを出してくれたあの「大物」への恩返しを誓った。また爆発的な大歓声を浴びたイタミには“日本継続参戦”の可能性が急浮上してきた。

 メモリアル大会には全日本プロレスやDDT、W―1など各団体から42選手が参戦。超満員6285人の観衆を熱狂の渦に巻き込んだ。メインで丸藤は奥の手、ポールシフト式エメラルドフロウジョンで最大のライバル、イタミから3カウントを奪った。

「やっぱり最高の男。数年前にやった彼とは違った。向こうではこういうことを学んでいるんだなっていう部分をすごく感じた。悔しいけど憧れ。世界を股にかけて試合をしているあいつがうらやましいです」

 記念試合は終わった。しかし恩義は絶対に忘れない。数々の難問を乗り越えて参戦してくれたイタミだけではなく、特例中の特例として参戦を許可してくれたWWEの最高執行役員、トリプルH(49)に対するものだ。

「本当に感謝しかないです。最初は何をどうしていいか分からなかった。それが最高の形で終わることができた。単なる日本人レスラーの20周年なのに許可を出してくれた(トリプルHには)絶対に恩返ししたい。それだけの重みと価値がこの試合にはあった」

 丸藤は海外遠征の経験は豊富ながら、WWEとは縁がなかった。そこで「俺が言うのもおこがましいけど、もし今回のお返しという意味で(ワンマッチ出場の)声がかかれば絶対に行きます。それしか恩返しする手段が考えられないし。『お前なんかいらない』って言われるかもしれないけどね(笑い)」と男の中の男・トリプルHの英断にはレスラーにしかできない手段で感謝の意を表す決意だ。

 ここ数年のWWEでは飯伏幸太(36)、里村明衣子(38)、松本浩代(32)らが単発契約で出場を果たしており、決して不可能な話ではない。日本通のトリプルHだけに丸藤は、ノドから手が出るほど欲しい存在だろう。

「プロレスの力って本当にすごい。まだまだ引退できない」と大会を総括した天才に、その力をさらに感じる風景が広がるかもしれない。