新日本プロレスの若手育成興行「ライオンズゲート」10日の新宿フェイス大会で2人の新人がデビューを果たした。第1試合では福岡大レスリング部出身の上村優也(23)が、成田蓮(20)と対戦。敗れはしたものの、中学の陸上部時代(ハードル走)に培った跳躍力で華麗なドロップキックを披露。「これからもっと強くなって上にいる人間を全員潰していきます!」と絶叫した。

 第2試合では日体大体育学部出身でアメフット、テコンドー経験者の辻陽太(24)が、岡倫之(26)と対戦。圧倒的力量差を見せつけられ「歯が立たなかった」と肩を落とした。それでも元レスリング全日本王者の岡から「あいつは強くなりますよ。俺の次にね」とエールを送られていた。