【新日】棚橋がNJC1回戦突破 復帰2戦目で自信回復「1日でアジャストしましたよ」

2018年03月11日 00時00分

タイチ(下)にハイフライフローを見舞う棚橋

 新日本プロレスの前IWGPインターコンチネンタル王者・棚橋弘至(41)が10日、愛知県体育館で行われた「NEW JAPAN CUP」1回戦でタイチ(37)を下し、2回戦(14日、富士)に進出した。

 この日トーナメント初戦を迎えた棚橋は、15分過ぎから師匠・川田利明が乗り移ったかのようなタイチの怒涛の猛攻にさらされた。デンジャラスバックドロップを浴びると、さらにはフランケンシュタイナーを持ちこたえられ、そのままマットに突き刺されてしまう。

 その後も金的からのタイチ式外道クラッチ、タイチ式ラストライドで畳み掛けられ何度も窮地に陥ったが、ツイスト&シャウト3連発で反撃を開始。天翔十字鳳(トラースキック)を回避して、スリングブレイド2連発。最後は渾身のハイフライフローで3カウントを奪ってみせた。

 復活をアピールした棚橋は試合後のリング上で久々にエアギターを決めると「会場の皆さ~ん、愛してま~す!」の大合唱で大会を締めくくった。

 右ヒザ負傷からの復帰戦となった1月4日の東京ドーム大会でICベルトを守り抜いたが、同月の札幌大会で鈴木みのるに敗北。再び右ヒザを破壊され欠場を余儀なくされた。約1か月半で戦列復帰を果たしたとはいえ、欠場と復帰を繰り返し、もどかしい思いをしてきた。

 前日(9日)の後楽園ホール大会で復帰戦を行ったばかり。リハビリ期間中の実戦不足を露呈し、思うような動きができずに厳しい自己採点を下していた。だが「1日でアジャストしましたよ。昨日30点だとしたら、今日は100点かな。ハハッ。長い時間リングにいられたんで、いろいろと戻ってきましたよ。NJC、ちょっくら優勝してきます」と、わずか1日で試合勘と自信を取り戻すことに成功した。

 満身創痍の戦いが続いたエースに、ようやく訪れた春の兆し。棚橋はこのまま頂点までたどり着けるのか――。