【新日本】オスプレイに貫禄勝ちのオカダがNJC改革を提言

2018年03月07日 16時30分

オスプレイ(左)のオスカッターをドロップキックで迎撃するオカダ

 新日本プロレス6日の大田区総合体育館大会で、IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ(30)がIWGPジュニアヘビー級王者ウィル・オスプレイ(24)との王者対決を制した。絶対王者の次期防衛戦は「NEW JAPAN CUP(NJC)」(9日、後楽園で開幕)の結果次第となる。オカダはV11戦の鍵を握るトーナメントを徹底予想すると同時に、来年以降の“改革”も提言した。

 旗揚げ記念大会で実現したIWGP王者同士の夢対決。サスケスペシャル、リバース火の鳥弾と想像を絶する空中技を浴びたオカダだったが、オスカッターをドロップキックで迎撃。なおもハンドスプリング式オスカッターを狙ったジュニア王者をキャッチすると、旋回式墓石弾でマットに突き刺し、最後は渾身のレインメーカーで激闘に終止符を打った。

 ノンタイトル戦ながら絶対王者の貫禄を示した。IWGP連続防衛タイ記録がかかるV11戦の相手は、NJCの動向次第で決定する。全16選手出場のトーナメント表を見たオカダは、優勝予想の本命に“ガチガチ1番人気”を挙げた。「内藤(哲也)さんですね。堅すぎますか? まあでもこのメンバーで見ちゃうと頭一つ抜けてるのかなと。実績的には棚橋(弘至)さんも(有力)なんでしょうけど“休み明け”ってのが気になりますね」と、1・4東京ドーム大会で激突した東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞2年連続MVP男に二重丸を打った。

 その対抗となるのが同門のCHAOSから出場する石井智宏、YOSHI―HASHIの2選手。さらには「優勝はないと思いますけど、ヘビー級で勢いを見せたいところ」との理由でタイチを穴候補に指名した。

 一方でオカダは、3王座への挑戦選択権がかかるNJCの現行システムについて疑問も投げ掛ける。「もったいない気はしますよね。せっかくのトーナメントですし。みんなで出てもいいんじゃないかなとは思いますよね」と、現役王者の参戦も認められるように制度の変更を提唱した。くしくも同様の提案は、内藤の口からも発せられている。ちなみに凱旋帰国した2012年から今年までで計7度行われたNJCのうち、オカダが出場したのはわずか2回のみ。高確率でIWGP王者としてNJCを迎えているためだ。「今のままだと、僕にはちょっと出場するハードルが高い」と、苦笑交じりに“強すぎる悩み”を打ち明けた。

 ともあれ現行システムでできることは、優勝者からの挑戦権行使を信じて待つのみ。大記録に並ぶV11戦に、最強挑戦者は現れるのか――。