【新日本】オカダIWGP王座V10!WWEロイヤルランブルVの中邑に対抗心

2018年02月11日 16時30分

SANADA(左)を下し10度目の防衛に成功したオカダ

 新日本プロレス10日のエディオンアリーナ大阪大会で、ⅠWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が、SANADA(30)の挑戦を退けて10度目の防衛に成功した。盤石の長期政権で棚橋弘至(41)の持つ同王座史上最多連続防衛記録V11に王手。文字通り日本プロレス界の頂点を独走するレインメーカーだが、飽くなき向上心の裏には、現在WWEで大活躍する中邑真輔(37)の存在があった。

 25分過ぎ、SANADAのおきて破りのレインメーカーを浴びたオカダはSkull End、月面水爆と猛攻にさらされたが、レインメーカー2連発で反撃開始。最後は旋回式ツームストーンパイルドライバーで頭から突き刺すと、トドメのレインメーカーで30分超の激闘を制した。

 この勝利によって棚橋の持つ連続防衛記録V11に王手をかけたが、オカダにとってはあくまで通過点にすぎない。「『ついで』でV11、行きたいと思います」と不敵に言い切った。若くして日本プロレス界で独走状態を続けながらモチベーションが下がらないのも、飽くなき向上心のたまものだ。大阪決戦前の1月28日には、先輩である中邑がWWEで日本人初の「ロイヤルランブル」優勝を成し遂げたが、オカダはその快挙を発奮材料に変えた。

「新日本でトップにいた人だし、行けばそうなるだろうな、当たり前じゃないかな、と思いますけど、刺激にはなりますよね。歴史ある大会で、日本人が優勝したわけですから」

 祭典「レッスルマニア34」(4月8日、ルイジアナ州ニューオーリンズ)で中邑との激突が確実となっている現WWE王者AJスタイルズ(40)も、かつて何度もIWGP王座を争ったライバルだ。世界最大の祭典でも“主役”を務めようという2人によって、新日本のレベルはトップクラスであることが改めて証明された。だからこそオカダは、国内の記録だけに目を奪われるつもりはない。「中邑さんがあれだけ活躍して『世界の中邑』になっている。だったらこっちは新日本を大きくして『世界のオカダ』になればいいですし。僕も快挙と言われること、やりたいですよ。中邑さんがロイヤルランブルに勝った。なら自分も世界に響くようなことやりたいなって思いますし。世界を驚かせることをやりたいですね」と対抗心を燃やした。

 V11戦の相手は「NEW JAPAN CUP」(3月9日、後楽園で開幕)の動向によって決まる。「誰でもいいぞ。優勝して、このベルトにかかって来い」と豪語した志高き絶対王者に、死角は見当たらない。