新日本プロレスの8日、栃木・鹿沼大会にミスターアジアタッグこと永田裕志(49)が、全日本プロレス3日の横浜大会で秋山準と獲得したベルトを携えて緊急参戦を果たした。

 当初は出場予定がなかったが、天山広吉、八木哲大、成田蓮の3選手が揃ってインフルエンザを発症して欠場したため代打参戦。中西学とのコンビでタッグ戦に出場すると、エクスプロイダーからのナガタロックⅡで完勝を決めた。

 最新のプロレス勢力図では「世界のナカムラ、アジアのナガタ」とも称されるミスターは「元気があるのは当然。アジアタッグを取って不思議なことに反響も大きいのでね。今日は『新日本のリングでベルトを巻く永田裕志を見たくはないですか?』と問い掛けをしてみたいなと思いましたよ。へっへっへ」。この男がインフルエンザにかかる心配はなさそうだ。