【新日本】IWGP王座V10戦のオカダが挑戦者のSANADAに“覚醒せよ!”

2018年02月08日 16時30分

SANADA(右)を一刀両断したオカダは余裕の笑み?

 新日本プロレス10日の大阪大会でV10戦に臨むIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が7日、挑戦者のSANADA(30)を一刀両断した。王者は同年代の挑戦者に対して厳しいダメ出しを連発。一方で波乱を阻止するために、6年前にオカダが大金星を挙げた当時の絶対王者・棚橋弘至(41)を反面教師にすることを宣言した。

 この日の調印式でSANADAはベルト奪取を誓うとともに「ロスインゴ(ベルナブレス・デ・ハポン)人気にIWGPが加われば、世界ナンバーワンのユニットになる。オカダに関してはEVIL、内藤哲也を倒した男。これは倒しがいあるでしょう」と宣言。普段は寡黙な男の口数は決戦が近づくごとに増えており、オカダも「勢いが出てきた」と認めた。

 それでもオカダは物足りなさを訴える。「世界一のユニットとか、目指すべきはそれじゃないでしょう。これを取れば世界一のレスラーなんだから」と、個人の欲望をもっと全面的に出すべきとバッサリ。さらには「一番は『何年期待されてるんですか』と。全日本でもW―1でもTNAでも。同年齢だし実力は認めてますよ。でも『いつまでも期待されたままか』と言いたいですね」と、挑戦者の“覚醒”を呼び掛けた。

 ここまでSANADAに辛辣な言葉を浴びせるのも余裕の証明だ。しかしその半面、慢心だけは禁物と肝に銘じている。ちょうど6年前の2012年2月大阪大会で、オカダは当時11度連続防衛中だった棚橋から大金星を挙げ、IWGP初戴冠を果たした。絶対王者という真逆の立場で迎えるV10戦に「まああれは実力ですけど。ただ棚橋さんはナメていたと思いますし。そこは反面教師にしないとですね。当時の僕なんて、周りは誰も勝つと思ってなかったですから。僕としてはああいうことが起きないようにしないといけない。まだまだやらなきゃいけないこともありますし」と警戒心を強めた。長期政権におごることなく波乱を阻止し、連続防衛記録V11に王手をかけるつもりだ。

 かつて時代を変えた舞台で、盤石の長期政権を守り抜く使命を誓ったレインメーカー。必ずやIWGP史上3人目となる2桁防衛を成し遂げてみせる。