【連載:1・4東京ドーム レッスルキングダム12への道(3)】新日本プロレスの年間最大興行・来年1月4日東京ドーム大会を特集する短期連載「レッスルキングダム12への道」最終回は、大会のスペシャルアンバサダーを務めるSKE48の松井珠理奈(20)が登場。テレビ朝日系ドラマ「豆腐プロレス」でハリウッドJURINA役を熱演し、東京スポーツ新聞社制定「2017年度プロレス大賞」特別賞も受賞した人気アイドルが語るドーム決戦の見どころは――。

 ――大会直前の心境は

 松井:2017年の1・4から私はプロレスを好きになって。自分で戦うわけじゃないですけど、会場のみなさんも一緒になって戦うのがプロレスだなって思うんです。一緒に盛り上がって、つくり上げていく。プロレスファンの一人として「自分も戦うんだ!」みたいな気持ちになってます。

 ――メーンはIWGPヘビー級選手権(オカダ・カズチカvs内藤哲也)

 松井:前哨戦を見ていて、内藤選手とオカダ選手、どちらのファンの気持ちにもなっているんです。なので当日(会場で)どっちのコールが聞こえるのかなって。最後のマイクの締めはどちらの選手のが聞けるのかな、という楽しみもあります。

 ――ケニー・オメガとクリス・ジェリコのUS王座戦がダブルメーンだ

 松井:私が生まれる前に日本でも活躍していた方の試合を生で見れることが奇跡だなって感じていて。ドリームマッチと言われる試合を見れることがうれしいですね。

 ――その他の注目は

 松井:女子目線で言うと、Cody選手と飯伏選手の試合は楽しみですね。体もきれいじゃないですか。写真に収めたくなるなって。インスタ映えしそう(笑い)。4WAYマッチ(IWGPジュニア王座戦)も個性の強い4人が戦ったらどうなっちゃうの!って。見どころが多すぎますね。

 ――ハリウッドJURINAが所属するタグチジャパンはNEVER6人タッグ王座戦に出場する

 松井:本当にセコンドで応援したいくらいの気持ちです。監督(田口隆祐)に一番目立ってほしいなって思いますね。ベルトを取ったら自分もリングに? 監督に呼ばれたら行きます! 監督の指示は絶対なので! 

 ――今年の松井さんのように、来年のドーム大会がプロレス観戦デビューになる人もいる

 松井:私は何も知識のない状態で見たんです。だからこそ感動した部分もあると思うんですけど、一年見たからこその楽しみ方もあって。ぜひ新日本プロレスワールドで今までの試合を見てきてほしいなって気持ちもあるんですよ。選手の関係性、歴史を知ってたらもっと楽しかったんだろうなって。そのほうが楽しめるし、すぐに感情移入できると思うので。

 ――来年以降のプロレスとの関わり方は

 松井:アイドルとして活動しているときも、仲のいいメンバーがどんどん卒業していくのが寂しくて、プロレスを見ているときはその寂しさを忘れられるんです。プライベートでもお仕事でもプロレスと関わっていけたらうれしいです。それが私の来年のモチベーションですね!(笑い)