【新日本】オカダが内藤を一刀両断!“プロレス界の顔”の心得説く

2017年12月18日 16時30分

オカダは内藤(下)をKOし、レインメーカーポーズを決めた

 新日本プロレス来年1月4日東京ドーム大会でV9戦に臨むIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が17日、挑戦者で東京スポーツ新聞社制定「2017年度プロレス大賞」MVPの内藤哲也(35)を一刀両断した。IWGP・USヘビー級王座戦(王者ケニー・オメガ対クリス・ジェリコ)がダブルメーンイベントとなったことに不満を漏らした内藤に向けて、オカダが説いた“プロレス界の顔”の心得とは――。

 IWGP王者とG1覇者の頂上決戦は年間最大興行のメーンで行われる。だが来年は世界的スターのジェリコが挑戦者となるUS戦もダブルメーンに“昇格”。内藤は「いつまで海外の某団体にゴマをするのか?」と猛批判を展開した。

 では肝心のオカダは…というと「僕は別に何とも思わないですよ。それだけ海外に響いてるわけじゃないですか。世界に向けてのカードも必要だと思いますし」と柳に風。一方で「オカダ対ケニー(17年)、オカダ対棚橋(16年)で(単独)メーンをやったぞ、と。誰のせいでダブルメーンだと思っているんだ」と、さも内藤への当てつけのような発言も飛び出した。

 さらに問題視したのが、内藤の団体批判発言が13日のMVP受賞会見の場だったことだ。「プロレス界の顔として発言すべきでしたよね。みんながみんな新日本のファンじゃない。(内藤は)新日本のことしか考えていない。新日本(だけ)のMVPじゃないんですよ。恥ずかしいですよ。すみません、ウチの選手があんな発言して」と“代理謝罪”した。

 オカダは2年連続MVPを獲得した13年の会見で「猪木、鶴田、天龍は僕と同じ時代じゃなくてよかった」と特大スケールのビッグマウスをかまし、後に天龍の引退試合(15年11月)の呼び水となった。業界全体が注目する場で、お家騒動を持ち込むのは、MVPの自覚に欠けるという指摘だ。

 オカダはMVP選考で次点だったが「僕はベルト持ってて当たり前、防衛してて当たり前。それ以上のことをしていかないといけない。ハードルが違うんだよってこと」。数年遅れでオカダの実績を追う内藤とは背負っているものが違う。その差がドーム決戦の勝敗を左右するとみている。

「あとはもっとかっこいいスーツを買えと」と言いたい放題だったオカダは、この日の後楽園大会で前哨戦に出場。高橋ヒロムをコブラクラッチで仕留めると、試合後のリング上で内藤をレインメーカーでKOし、ドーム決戦に弾みをつけた。