新日本プロレスのNEVER無差別級6人タッグ王者・BUSHI(34)が15日、団体の王座管理体制に不満を爆発させた。

 ともに王座を保持するEVIL(30)、SANADA(29)がワールドタッグリーグを制覇し、来年1・4東京ドームでIWGPタッグ王座挑戦が決定。BUSHIはリーグ戦期間からこの事態を想定し、6人タッグ王座の防衛戦を翌5日後楽園大会にスライドし、自身はドームでIWGPジュニア王座4WAY戦への参加を要求していた。

 ところが6人タッグ王座戦は今月17日後楽園大会で開催に(挑戦者はバッドラック・ファレ、タマ・トンガ、タンガ・ロア組)。王者組の意向を無視した発表にBUSHIは「どうにかして新日本が年内に6人タッグのベルトを他のチームに取らせて、ドームに全部のタイトルマッチを揃えたいだけとしか思えないね。そのためには俺たちが邪魔になったんでしょ」と怒りをあらわにした。

 全て推測にすぎないが、その思惑通りにさせるつもりはない。「こんなにたくさんベルトをつくっておいて、ドームで全タイトルマッチなんて無理な話。後楽園で防衛したら、新日本は今度こそ俺の要求をのむしかないんじゃない?」と改めて主張した。

 たまりにたまったストレス解消のため“溺愛”するクロムハーツの買い物で散財したBUSHIは、今月のカード支払い額が150万円を突破。この軍団は気前がいいんだか悪いんだかよく分からない…。