【新日本】ワールドタッグリーグV王手のEVIL組が2018年頂点取り計画公開

2017年12月09日 16時30分

後藤(右)の息の根を止めたEVIL。優勝に王手をかけた

 新日本プロレス8日の広島大会「ワールドタッグリーグ(WTL)」Aブロック公式戦で、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)のEVIL(30)、SANADA(29)組が後藤洋央紀(38)、YOSHI―HASHI(35)組を撃破。5勝2敗でブロック突破を決め、優勝決定戦(11日、福岡国際センター)に進出した。トップ選手不在で議論を呼んだ今リーグ戦の頂点に王手をかけた2人の青写真とは――。

 勝者が優勝決定戦に進出する2敗同士の最終公式戦は、互いに一歩も譲らない熱戦となった。後藤組の合体技「GYR」を浴びたEVILだったが、執念で3カウントは許さない。SANADAの好アシストを受けて反撃に転じると、後藤にダークネスフォールズを決め攻勢に。最後は合体技マジックキラーで激闘に終止符を打った。

 今年のWTLは来年1月4日東京ドーム大会の王座戦が決定済みのオカダ・カズチカ(30)、内藤哲也(35)、棚橋弘至(41)、ケニー・オメガ(34)が不参戦で、開幕前から出場メンバーのレベルを疑問視する声もあった。LIJのリーダー・内藤は「史上最低のWTL」とまで言い切り、リーグ戦成功の鍵を握るキーマンに指名したのがこの2人だった。

 だが内藤の期待に応え、4強不在のリーグ戦を盛り上げるだけで満足するつもりは毛頭ない。EVILは「4人が出ていない? フン。仮に出ていたとしても、結果は同じなんだよ」とタッグチームとしての実力にプライドをのぞかせる。

 さらには「文句があるヤツがいるなら証明してもいい。俺たちがWTL、そしてIWGPタッグを支配した後で、その4人が誰を連れてきてもいいんだぜ? EVIL、SANADA組VS内藤、X組でも面白いな」と、ドーム大会でのタッグベルト奪取後に改めて4人をタッグ戦線に“招待”するプランを明かした。

 これにSANADAも無言でうなずく…と思いきや、寡黙な男も珍しく「会社の方針でこんな楽しいリーグ戦に出られないっていうのも、逆にかわいそうかなって。出ていても結果は同じというのは賛成ですね。そもそも過去のWTLでもシングルの実績は成績に関係してないんで」と主張。まさかSANADAがまともなことを言うとは…。

 予告する「史上最高のフィナーレ」まであと1勝。初制覇へ順当に勝ち上がったEVIL組に死角は見当たらない。