新日本プロレスは6日、来年1月4日の東京ドーム大会の追加対戦カードを発表した。

 IWGP・USヘビー級王者ケニー・オメガ(34)はクリス・ジェリコ(46)とのV4戦が正式決定。ジェリコは現在もWWEの公式HPにスーパースターとして名を連ねているが、新日プロからは「フリー」として発表された。

 いずれにせよ、世界が注目する大一番が決定したケニーは「新日本を夢の地に連れていくのは俺だ。今年の年間ベストバウトには全て俺が関わっている。オカダと内藤の試合よりもインパクトのある試合をする。東京ドームの史上最高動員を記録しようじゃないか」と豪語。

 過去にはWWEの下部組織に在籍したこともあったが「今の自分にはどうでもいい団体だ。みんな俺より下だし、俺がやってきたことをマネしてばかりだ。何かを証明する意味はない。皆さんにはWWE対新日本と書いてもらってもいいが、これはα(頂点を意味するアルファ=ジェリコ)対Ω(物事の最後を意味するオメガ=ケニー)の個人の戦いでもある」と言い切り、腕をぶした。

 またIWGPインターコンチネンタル王者・棚橋弘至(40)はジェイ・ホワイト(25)との4度目の防衛戦、IWGPジュニアタッグ王者のYOH(29)、SHO(28)組はマット・ジャクソン(32)、ニック・ジャクソン(28)組とのV1戦がそれぞれ決定。IWGPジュニア選手権は王者マーティー・スカル(29)の初防衛戦としてKUSHIDA(34)、ウィル・オスプレイ(24)、高橋ヒロム(27)の3人の挑戦者を迎えた4WAYマッチで行われる。