新日本プロレスは30日、都内で、11・5エディオンアリーナ大阪大会のタイトルマッチの調印式を行い、IWGPインターコンチネンタル王者・棚橋弘至(40)と挑戦者・飯伏幸太(35)が火花を散らした。

 飯伏は「インターコンチに関して、自分の中で神は2人います。一人は、元チャンピオンの中邑真輔。もう一人は現チャンピオンの棚橋弘至。このベルトは僕の中でどのベルトよりも価値があると思う。ベルトを取った時、僕は何か変われるんじゃないかと思っています」と意気込んだ。

 対する棚橋は「俺は、飯伏の覚悟が見たい。レスラーには必ず人生の中でターニングポイントがある。俺はまだ飯伏に大きなターニングポイントはきていないと思う。今度の大阪がそのターニングポイントになる」と予告。さらに「飯伏、もっとしっかりしなさい。飯伏はもっとできる」と諭すように話した上で「盛り上げて、必ず防衛する!」と必勝を誓った。

 一方、NEVER無差別級の挑戦者・矢野通(39)が「所要のため」まさかの欠席。これに王者・鈴木みのる(49)は激高し「(コメントが)あるわけねーだろ!」とテーブルを蹴り上げると、持ち込んだブルロープでヤングライオンたちに暴行。殴る蹴るの凶行を繰り返しながら会場を後にした。