新日本プロレス「スーパージュニアタッグトーナメント2017」が23日の後楽園ホール大会で開幕し、IWGPジュニアタッグ王者のYOH(小松洋平=29)、SHO(田中翔=28)組が1回戦を突破した。

 KUSHIDA(34)、川人拓来(20)組と激突すると、流れるような連係技で川人を追い込んだ。ジュニアの実力者・KUSHIDAの猛攻に押される場面もあったが、合体のジャンピングニーで排除。川人を孤立させた後、必殺の「3K」(フラップジャックとコンプリートショットの合体技)で沈め、準決勝(30日、後楽園)に駒を進めた。

 試合後、YOHは「俺の信念は生え抜きで新日本のリングを引っ張ること。俺らの時代をつくるためにも優勝しないと。必ず新日本をもっと高いレベルにしてみせます」と豪語した。

 10日の両国大会では2年間の海外武者修行からサプライズで凱旋帰国すると、一発でIWGPジュニアタッグ王座を奪取した。銀色のコスチュームに身を包んだYOHと金色のSHOが、リーグ戦で大旋風を巻き起こしそうだ。

 なお1回戦もう1試合ではロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのBUSHI(34)、高橋ヒロム(27)組がドラゴン・リー、ティタン組に勝利。準決勝ではYOH、SHO組と激突する。