【新日本】NEVER王座V3 みのるが新日本本隊を不敵挑発

2017年09月11日 16時30分

新日本本隊にもケンカを売ったみのる。ベルトにビールをかける

 新日本プロレス10日の福島大会で、NEVER無差別級王者の鈴木みのる(49)がマイケル・エルガン(30)の挑戦を退け3度目の防衛に成功した。ランバージャックデスマッチルールで行われた王座戦で、大乱戦の末にエルガンを粉砕。またもや新日マットを踏みにじった性悪男は、新日本本隊にも不敵な宣戦布告を放った。

 両陣営のセコンド各4人がリングサイドを取り囲み、場外に転落した場合はセコンドが選手をリング内に押し戻す完全決着ルールのもとに行われたはずの王座戦は、15分過ぎから大荒れの展開となる。みのるはスリーパーホールドを外されてエルガンボムを浴びてしまうが、タイチがカウント中のレフェリーの足を引っ張って妨害。さらに鈴木軍はセコンドに就くことが認められていないランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスjr.まで試合に乱入させた。

 この2人はウォーマシン(レイモンド・ロウ、ハンソン)に排除されたものの、エルガンのバーニングハンマーをみのるが切り返したのを号砲に、鈴木軍は新たに飯塚高史を投入。アイアンフィンガー・フロム・ヘルのアシストを受けたみのるがすかさずゴッチ式パイルドライバーを決めて大乱戦に終止符を打った。

 G1公式戦で喫した黒星のリベンジに成功したみのるだが、V3を支えた野望はそれだけではない。「おいおい新日本、遊んでんじゃねえ。こうやって一つずつ食い荒らされてるのが分からねえみたいだな。なぜ俺がエルガンの挑戦を受けたか分かるか? 新日本の本隊のど真ん中、食い荒らすためだ」と宣戦布告を放った。今シリーズは16日広島大会でザック・セイバーjr.(30)がIWGPインターコンチネンタル王者・棚橋弘至(40)に挑戦する一戦を筆頭に、鈴木軍が本隊の保持する全ての王座取りにからむ構図。防衛から一転して攻めに転じることで、勢力拡大が一気に現実味を帯びてきた格好だ。

 バックステージでも「(NEVERはIWGP、ICに次ぐ)第3のベルトなんだって? そうなの? どうなんだよ。お前らの中で順番が決まってるらしいじゃねえか。第3のベルトねえ…。そっか。じゃあ酒でも飲めよ。楽しくやろうぜ」とベルトにビールをかける暴挙。唯我独尊を地で行く王様が、さらなる進撃に打って出る。