【新日本】G1制覇の内藤 IWGP挑戦権利証争奪戦は1戦限定

2017年08月15日 16時30分

権利証を手にした内藤はファミレスで新たなプランを明かした。左はBUSHI

 新日本プロレスG1クライマックス覇者・内藤哲也(35)が14日、来年1月4日東京ドーム大会のIWGPヘビー級王座挑戦権利証(現王者はオカダ・カズチカ)についての青写真を明かした。保持者に義務付けられる防衛戦の相手に石井智宏(41)を指名した一方で、年内の権利証争奪戦は「1戦のみ」と限定する意向を示し、他選手の挑戦も募った。内藤の真意とは――。

 4年ぶり2度目のG1制覇から一夜明けたこの日、内藤は恒例の権利証を獲得。防衛戦の挑戦者候補にはG1公式戦と7月米国大会で2連敗中の石井を指名した。

 IWGPやICのベルトを放り投げてきた男にしてはやけに模範的な態度だったが、会見後に馬脚を現した。「ところで祝勝会どうしようか?」と言葉を発すると同時に携帯電話を取り出しBUSHIをファミレスに招集。BUSHIは優勝祝いにと自身がオーナーを務める「丸武商店」のから揚げ持参で駆け付けたが、無念にも店内持ち込みは禁止だった…。

 激闘のダメージをローストビーフ丼で癒やした内藤は、権利証の防衛ロードについて問題を提起。「義務付けられているならやるけど、これ防衛期限とか決まってないんだよね? そもそも権利証の防衛戦って何回もやる必要ある? 俺は1回で十分だと思うよ」と疑問を投げ掛けた。

 近年のG1覇者は年内に2~3回の防衛戦をこなしてきたが、システム採用後の5年間で権利証の移動はなし。それだけに内藤は「百歩譲って、俺に勝った人間がドームのメーンを主張するのはいい。でも例えばその人間がさらに負けて、移動の移動となった場合は説得力に欠けない? それに俺が移動後にリマッチ権を主張したらどうなるの? 回数を1回に区切れば、そんなシラける展開は心配ないし、緊張感が生まれるでしょ」と年内1戦限定方式を提案した。

「確かに俺は石井を指名したけど、他の選手が名乗りを上げるならそれは尊重して再検討しますよ。別に俺に負けた選手がリベンジしたいって言ってもいい。これが最初で最後のチャンスだよ」と新日プロの全選手を対象に、挑戦希望者を募った。

 ご満悦の内藤は「グラシアス、グラシアス。祝ってもらってばかりじゃ悪いから、これ、お返しに」と、丸武商店のから揚げで本紙が支払った食事代を相殺しようとする荒業。この男を制御できる人間は誰かいないのか――。