新日本プロレス「G1クライマックス」覇者の内藤哲也(35)が14日の一夜明け会見に出席し、来年1月4日東京ドーム大会のIWGPヘビー級王座(現王者はオカダ・カズチカ)挑戦権利証を獲得した。

 G1史上最長の34分35秒に及んだケニー・オメガ(33)との優勝決定戦を制して4年ぶり2度目のV。恒例の権利証を手にした今夏の覇者は「これをいただけるなら、僕はいただきますよ。どう扱っていくのか。その答えはもちろん…トランキーロ。あっせんなよ」と不敵な笑みを浮かべた。

 権利証保持者には来年1・4ドームまでにこれを防衛し続ける義務が生じる。内藤はこの防衛戦の相手に、G1公式戦で敗戦を喫した石井智宏(41)を候補に挙げた。「直前のロサンゼルス大会(USヘビー級王者決定トーナメント1回戦)でも負けてますし。権利証を懸けた戦いが組まれるのであれば、石井を指名しますよ」と雪辱に意欲を見せた。