新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」(13日、東京・両国国技館)に硬膜下血腫で欠場中の柴田勝頼(37)が来場し、ファンにあいさつした。バックステージで倒れ、病院に搬送された4月9日両国大会後、初めて公の場に姿を現した柴田は、リング上で受け身を取ると感慨深そうな表情で「生きてます! 以上!」とマイクアピール。会場から大歓声を受けた。「前を向いて、一歩一歩、時間はかかると思いますが、やれることを最善を尽くして闘っていきたいと思います」と慎重に言葉を選びながらも“ザ・レスラー”として負傷と闘い続ける覚悟を明かした。