26日の新日本プロレス後楽園ホール大会でNEVER無差別級王者・鈴木みのる(49)に挑戦するYOSHI―HASHI(35)が“総力戦”でのベルト奪取を誓った。

 大阪城大会(11日)のランバージャックデスマッチで敗れた後藤洋央紀(37)のあだ討ちに名乗りを上げ、挑戦決定当初は「ノーセコンドマッチ」を提案。ところがみのるがIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)にセコンド出頭を命じたことで、NEVER戦は再びCHAOS対鈴木軍の軍団抗争の様相だ。

 ならばとばかりにYOSHI―HASHIは「大阪城だって(セコンドが試合に介入し)全然ランバージャックになってなかったじゃないですか。どうせあいつらルールなんて守らないんだろうし。無法には無法。総合力はこっちのほうが上だし、個人でも絶対負けない」と敵軍壊滅を予告。

 背負うのはセコンドに就く仲間の思いだけではない。CHAOSの創設者で兄貴分だった中邑真輔(37)は現在、WWEスマックダウンでエース級の活躍を見せている。YOSHI―HASHIは「自分の色というか、揺るぎないスタイルでノビノビやっているのがすごい。一番お世話になりましたし、刺激になる。もっと頑張らないと」。中邑に初タイトル奪取の吉報を届けるためにも、打倒みのるを果たす。