【新日本】棚橋とのV5戦拒否!内藤がIC王座返上も

2017年05月01日 16時30分

ジュース戦直後、棚橋(左)に挑戦表明された内藤

 新日本プロレス29日の大分・別府大会でIWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也(34)がジュース・ロビンソン(28)の挑戦を退け4度目の防衛に成功した。次期挑戦者には棚橋弘至(40)が名乗りを上げ、6月11日大阪城ホール大会でのV5戦が急浮上している。しかし制御不能王者はこれを拒絶。IC王座戴冠以降の要求がことごとく却下されていることから“最悪の一手”を打つ可能性も出てきた。

 

 ジュース戦後に棚橋の挑戦表明を受けた内藤は即座にこれを拒絶。「彼のどこに挑戦できる権利があるの? 俺は認めない」と挑戦資格なしと激怒した。

 

 激闘の疲労と棚橋への憤りからか、内藤は試合後、控室に1時間以上も籠城。どうやって宿舎へ帰るつもりなのか心配していると、本紙がタクシーで送ってくれるとアテにしていることが判明。このままでは大分の夜がファミレスで明けてしまう。機嫌をとるためBUSHI(34)に助け舟を求め、緊急祝勝会が開催される運びとなった。

 

 だが焼け石に水…。内藤は「棚橋には東京ドームでトドメを刺したよね? EVILともまだ1勝1敗。去年のG1でもSANADAに負け、その後に1勝1敗にしただけで俺に挑戦してきたけど、また同じことを繰り返すの? お客様も勝敗の見えたタイトルマッチは見たくないでしょ」と、コーラを片手に延々とくだを巻き続けた。

 

 荒れるのも無理はない。そもそもIC王者の要望が通ったことなど皆無。NJC出場宣言、タイガーマスクWとの王座戦など、内藤の主張は全て団体に無視されてきた。今回も拒否したところで、棚橋戦から逃れられない可能性は高い。内藤は「棚橋とはやりたくない。かといって俺がやりたいことは一つも実現しない。これじゃベルトを持ってる意味も見いだせないでしょ。というか内藤哲也の価値は今やICの上に行き過ぎちゃってるんじゃない?」と、もはやICベルトは“足かせ”でしかないと持論を展開した。

 

 内藤からすればIC王座は欲しくて手に入れたものではない。事実、試合入場時にはベルトを足蹴にしている始末。このまま不満が積もり続ければ、自ら返上して手放してしまう選択肢すらありそうだ。

 

 宿舎に戻ると「ま、2人とも好きなものを飲んでよ」と自動販売機のジュースを2本だけ買ってくれる絶妙なリーダーシップで、タクシー代と飲食代を相殺した制御不能王者。ガマンの限界は着実に近づいている――。