【新日本】NEVER王座V4戦の洋央紀が鈴木軍追放を予告

2017年04月26日 16時30分

場外戦でみのる(上)の厳しい反則攻撃を耐える後藤。広島決戦への気合は高まった

 27日の新日本プロレス広島大会で鈴木みのる(48)とのV4戦に臨むNEVER無差別級王者の後藤洋央紀(37)が25日、鈴木軍の追放を予告した。ベルト総取りを掲げて今年1月に新日マット再上陸を果たしたみのるだが、いまだ無冠。王者は鈴木軍が一度は“スルー”したはずのNEVER王座にも手が届かない現実を突き付け、海賊に引導を渡すつもりだ。

 

 後藤は9日の両国国技館大会で鈴木軍のザック・セイバーJr.(29)を退けると、次期挑戦者にボスのみのるを指名した。その裏にはある狙いが隠されている。

 

 今年1月に新日マットに再上陸した鈴木軍は「お宝を全部よこせ」と要求。さっそく2月の札幌大会でみのるがIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)に挑戦し「CHAOSVS鈴木軍」の抗争が勃発した。ところが、同大会ではCHAOSのタイトルホルダーの中で後藤だけがその標的から外れ、抗争中だったジュース・ロビンソン(28)を相手に初防衛戦を行った。

 

 まるでNEVERのベルトは「宝」と見なされていないかのような屈辱の“スルー”扱い。だからこそ後藤はみのるを挑戦者として指名し、王座戦の舞台に引きずり込んだ。「もともとは俺のこと無視してたからね。とうとうたどり着いて、船長が出てきたわけだから。あの時、目もくれなかった宝が、実は手も届かない存在だったということを教えてやる」と意図を説明した。

 

 さらには「崖っ縁なのは向こうなんで。昔の鈴木みのるはデカイ壁だったけど、今は小さく見える」と、鈴木軍の現状を分析。ユニットとしてはIWGPジュニアタッグ王座こそ獲得したものの、総大将のみのるはオカダとのIWGP戦に敗北後、3月の「NEW JAPAN CUP」でも1回戦で敗退した。もちろん後藤は広島決戦で残酷な現実を突き付け、引導を渡すつもりだ。

 

「今の新日本にお前らの居場所はないんだよ。海賊ごっこは終わりにしてやる。もう1回、他の団体に、旅に出ればいいんじゃないですか? また新たな宝を目指して」とバッサリ。新日プロでのベルト総取りは実力不相応な野望だったということを分からせて、セルリアンブルーのマットから追放するという。

 

 この日の大阪大会ではタッグ戦で激突。みのるを強烈な首折り弾で場外へ吹き飛ばし、チームを勝利に導いた。試合後もみのると乱闘を繰り広げ、広島決戦への気合は高まるばかりだ。