【新日本】IWGP王者オカダが両国に降らせる「柴田の涙雨」

2017年04月08日 16時30分

オカダは高い打点のドロップキックを柴田に浴びせた

 新日本プロレス9日両国大会で「NEW JAPAN CUP」覇者・柴田勝頼(37)とのV4戦に臨むIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)が7日、挑戦者を断罪した。柴田から“致命的欠陥”を指摘されたことについて真っ向から反論。柴田の重視する「根性論」に疑問符を投げ掛け、両国決戦に挑戦者の涙雨を降らせることを予告した。

 

 主義主張が異なる「水と油」の両雄は激しい舌戦を展開。「男の根性見せてやる」とあえてこのご時世に根性論を提唱する柴田は、2015年1・4東京ドーム大会で棚橋弘至(40)に敗れて涙したオカダの姿に“致命的欠陥”ともいえる精神的なもろさを指摘した。

 

 だがオカダは「あの悔しさっていうのが(その翌年ドーム大会の勝利に)つながったと思ってますから」と意に介さず、懐かしの歌謡曲のごとく“涙の数だけ強くなれるよ”説を強調。返す刀で「逆に(柴田は)泣くほど悔しかったことってあります? ないでしょ。今まで逃げてきたんだから。果たして本当にあなたに根性があるんですか?」と反論した。

 

「辞めることが新日本だと思った」と発言し柴田が一時退団した05年当時は、それ以前の選手大量離脱や総合格闘技ブームに押され、観客動員が減少した団体低迷期だった。オカダは「大変なときに辞めて、良くなったらまた戻ってきて。どんな根性ですか。まあ、ある意味ですごい根性だとは思いますけどね」とバッサリ。真の根性の持ち主ならば危機的状況においてこそ歯を食いしばり、団体再建のために戦ったはずだと主張する。

 

 オカダはその理屈の延長線上にいる根性レスラー・棚橋を涙の果てに東京ドームで超えた。「柴田さんにはIWGPの楽しさ、素晴らしさ、そして厳しさを味わってもらいたいですね。泣かす気でいきますよ」

 

 互いの矜持をかけた春の頂上決戦まで、いよいよ待ったなし。復権を果たした新日プロの最高峰・IWGPの頂の高さを教え込み、両国に挑戦者の涙雨を降らせるつもりだ。