【新日本】棚橋 “忖度”拒絶!自力でトップ戦線に返り咲く!

2017年03月30日 16時30分

6人タッグ王座からの再浮上を誓った棚橋

 新日本プロレスの棚橋弘至(40)が29日、トップ戦線返り咲きへの悲壮な決意を固めた。「NEW JAPAN CUP」1回戦でEVIL(30)に敗退したエースは、自力再浮上のために第三者の“忖度(そんたく)”を拒絶。まずは4月4日後楽園大会のNEVER無差別級6人タッグ王座戦(挑戦者・棚橋、田口隆祐、リコシェ組VS王者・SANADA、EVIL、BUSHI組)必勝を誓った。

 

 エースの低迷は深刻だ。1・4東京ドームでIWGPインターコンチネンタル王者・内藤哲也(34)に敗れた棚橋は、NJCでも同じくロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのEVILに屈辱の1回戦負け。「(オカダ・カズチカに敗れた)去年のドームからずっと下降線ですからね。原因が分かれば改善もできるけど、どこも悪くないですから」と危機感をにじませた。

 

 そんな状況下で控えるLIJ勢との6人タッグ選手権は、重い意味を持つ。今の体たらくではシングル戦線のリベンジロードを敷こうにも相手にされないのは自明の理だ。自らの手で結果を残さないまま団体側からチャンスが与えられても、うたぐり深い内藤あたりから妙な追及を招きかねない。「会社の忖度も必要ないです。最速最速で行こうとしてきたけど、それで正解が見つからないわけですから。地べたに這いつくばる姿勢を見せますよ」と誰にも文句を言わせないためにも、まずは後楽園でのベルト奪取を自らに義務付けた。

 

 裏を返すと6人タッグ王座まで奪取失敗となれば、棚橋の再浮上は完全に断たれてしまう危険性もある。現在の新日マットは反体制ユニットの支持率が異様に高く、逆転現象を許し続ければ、発言権が日に日に減少することは確実だ。

 

 2000年代の団体低迷期にかつての師匠・武藤敬司(54)から受けた「ベビーフェースがブーイングもらって、お前、プロレス壊してるよ」という苦言が「今になって身にしみる」という棚橋は「LIJ、ケニー(オメガ)はストップ高、オカダは高値安定…。棚橋の株だけがストップ安ですから。底値が続いているので、今が買いですよ」と復権と同時に“ねじれ現象”の解消も誓った。

 

 この日の福島・いわき大会では10人タッグ戦でLIJと対戦。EVILにドラゴンスクリューを決めるなど軽快な動きで復調をアピールした。