【新日本】柴田 1人で鈴木軍壊滅宣言

2017年03月11日 16時30分

柴田はNJCでみのる(左)に怒りの一撃を叩き込む

 新日本プロレス「NEW JAPAN CUP」(11日、愛知県体育館で開幕)の1回戦(12日、兵庫・ベイコム総合体育館)で鈴木みのる(48)と激突する柴田勝頼(37)が10日、“海賊”退治を誓った。2004年のG1公式戦以来、約12年半ぶりとなる一騎打ちを前に、みのるから屈辱を味わわされる羽目に。怒りの柴田はたった一人での鈴木軍壊滅を予告し、「運命の分かれ道」の選択が間違いではなかったことを証明する。

 

 NJC1回戦での激突を前に、両者の遺恨は深まる一方だ。6日の大田区大会では柴田のブリティッシュヘビー級王座戦にみのるが乱入。対戦相手だったザック・セイバーJr.(29)が鈴木軍入りして、柴田は王座から陥落した。

 

 柴田にとってザックは昨年英国での初対戦から、お互いを認め合う戦友のような存在だった。世界一性格の悪い男による強奪劇に「これがお前らのやり方か、と。ベルトも友も…。これ以上失うものがないだろ。まさに海賊ですよ。(みのるは)裏切るのがうまい。そして俺は…裏切られるのがうまい。だからこそ期待は裏切りたくないね」と怒り心頭。“身ぐるみ”剥がされた屈辱は、NJCの舞台で必ず晴らす決意だ。

 

 両者の最後のシングル戦は、柴田が新日本を退団する前の2004年に行われたG1公式戦。当時みのるから「強くなりたいなら俺について来い」という言葉を投げ掛けられたこともある。だが12年半がたった今、お互いに相いれない価値観を持つ存在としていがみ合う関係となった。柴田は「運命の分かれ道だったね。ついて行かなくて大正解だったよ。あんなジャージー、恥ずかしくて着れるか!」と振り返りながら、鈴木軍への嫌悪感をむき出しにした。

 

 さらには「(みのるが)一人で来るとは思ってない。1対軍団で、頭に入れて戦いますよ。今までだってそうやってやってきた。軍団にも覚悟しとけって言っておく」ときっぱり。風雲急を告げる尼崎決戦で誇り高き一匹狼は、乱入も覚悟の上で鈴木軍全員を相手にすることを宣言した。