新日本プロレス、6日の東京・大田区総合体育館大会でIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)とのスペシャルシングル戦を控えるタイガーマスクW(年齢不明)が、聖地・後楽園で驚異の潜在能力を見せた。テレビ朝日系で放送中のアニメ「タイガーマスクW」から実際のリング上に登場した虎仮面Wは1日、タイガーマスクと夢タッグを結成しオカダ、外道(48)組と対戦。ある有名レスラーのアドバイス通り戦闘用マスクに改良し、3度目の新日マット参戦で初めて新日プロ所属と激突した。

 類いまれなる身体能力を誇るWは、華麗な空中殺法と鋭い打撃を披露。場外のオカダに対して三角飛びケブラーダを発射し、タイガーの勝利をアシストした。

 Wはどうやら声を出せない模様で、タイガーに耳打ちし「3・6大田区でオカダの首を取る」とコメント。正体不明の新虎戦士が日本マット界の正真正銘のトップ、レインメーカーに挑む。