【新日本】オカダ激闘40分超 アモーレに捧げるIWGP王座V3

2017年02月06日 16時30分

みのる(左)をレインメーカーで沈めたオカダ。囲み写真はアモーレ・森葉子アナ

 新日本プロレス5日の北海道・北海きたえーる大会でIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)が、鈴木みのる(48)の挑戦を退けて3度目の防衛に成功した。「何か事件が起きる」とされていた新日プロ冬の札幌決戦は、すでに1月中旬に「事件を起こしていた」渦中の男・レインメーカーに軍配。結婚前提の真剣交際が明らかになったテレビ朝日・森葉子アナウンサー(30)にささげるV3を決めた。

 

 1984年2月3日の札幌大会では、藤原喜明が長州力を試合前に花道で襲撃。大流血に追い込んで“テロリスト”と呼ばれるようになった。以来、札幌大会では「何か事件が起きる」とされていた。不穏なムードの中、オカダは序盤から、前哨戦で破壊された右ヒザを徹底的に攻められた。場外でのイス攻撃、執拗な足関節攻撃の前に何度もギブアップ寸前に追い込まれる。

 

 鈴木軍のセコンド介入はCHAOS勢の救出で事なきを得たものの、35分過ぎにはみのるのスリーパーに捕らえられてまたもや窮地に。それでもゴッチ式パイルドライバーを切り返すとレインメーカー2連発。3発目はかわされたものの、ヒザ十字狙いのみのるを抱え上げてジャーマンを発射すると、トドメのレインメーカーで40分超の死闘に終止符を打った。

 

 鈴木軍不在の2年間での進化を証明するために必勝の十字架を背負ったオカダだが、負けられない理由はそれだけではなかった。

 

 1月中旬にテレ朝・森アナとの真剣交際が発覚してから初めての防衛戦。オカダに近い関係者は「『背負っているものが公になって、すぐに負けたら何を言われるか分からない。(彼女を)そういうふうに悪く言われるわけにはいかない』と話していた」と証言する。交際報道を受けて森アナもプロレス好きの知人から「森ちゃん、すごいじゃん!」とレインメーカーとの交際を祝福されたという声もある。そんな祝福ムードに水を差して、最愛の人に恥をかかせるわけにはいかなかった。

 

 戦前の公開調印式(4日)ではみのるの襲撃に苦しむオカダの姿を見て泣きだす女性ファンもいた。試合後のバックステージでは「女性を泣かせるのは好きじゃないので。一番泣かせたくない女性? そうですね…。僕の母親も(痛めつけられる姿を)見てられなかったと思いますよ」とはぐらかしたものの、森アナの存在がV3を支えたことは間違いない。

 

 V4戦の相手は「NEW JAPAN CUP」(3月11日、愛知県体育館で開幕)の結果次第だが、オカダは「個人的に戦いたい相手」としてタイガーマスクWとの夢対決もブチ上げた。公私ともに絶好調のレインメーカー。カネの雨は当分やみそうにない。