【新日本】柴田 NEVER王座10日で奪還

2016年11月16日 16時30分

EVIL(上)をスリーパースープレックスで投げる柴田

 新日本プロレス15日のシンガポール大会で行われたNEVER無差別級選手権は、挑戦者の柴田勝頼(36)がEVIL(29)を撃破して第14代王者に返り咲いた。

 

 新日本単独としては初めてのシンガポール大会。柴田は10日(日本時間11日)の英国遠征で獲得したRPWブリティッシュヘビー級のベルトを手に入場。5日の大阪大会でNEVER王座を奪われたEVILとの再戦に臨んだ。

 

 過去2連敗中の天敵を相手に、前戦同様に苦戦を強いられる。レフェリーの目を盗んだイス攻撃を浴びてしまい、大ピンチに陥った柴田だったが、戦前にあえて「凶器公認」を明言していた意地で3カウントだけは許さない。

 

 王者必殺のEVIL(変型STO)をかわすとほぼ同じ技の武者返しで反撃を開始する。さらにカウンターのナックルパートを決めると、スリーパーホールドからスリーパースープレックスを発射。この一撃でペースを奪うと、最後はグロッギー状態のEVILにPKを打ち込んで雪辱を果たした。

 

 わずか10日でベルトを取り戻した柴田は、今回の英国・シンガポール遠征で一挙に2冠王となった。「2つあるということは、比重が2倍になるかもしれない。体と魂が持つ間は、変わらず戦っていきたい」と豪語した。NEVER王座戦は今年だけで実に11度目。超ハイペースで走ってきた柴田が、さらに加速して己のレスラー道を突き進む。