【新日本】小島 Wタッグリーグで完全復活だ

2016年11月15日 16時25分

熱い思いを激白した小島

 新日本プロレスの小島聡(46)が14日、「ワールドタッグリーグ」(18日、後楽園で開幕)に向け「譲れない思い」を告白した。今夏のG1クライマックスでは盟友・天山広吉(45)に出場権を譲渡する前代未聞の行動で議論を巻き起こした。厳しい批判も浴びて、試練の夏を乗り越えた名コンビは、完全復活でメモリアルイヤーを締めくくる。

 

 新日プロきっての名コンビ・天コジはAブロックにエントリー。今年はともにデビュー25周年の節目とあり、小島は「有終の美を飾りたい」とリーグ戦制覇に意欲を燃やした。今年は一度もIWGPタッグ王座戦線に絡めておらず「終わりよければすべてよし」の言葉のほうがしっくりきそうだが…。

 

 とはいえ試練続きだった2人だけに、逆襲にかける思いは、どのチームよりも強い。夏のG1では小島が天山に出場権を譲渡したことで物議を醸した。批判的な意見も多く、小島の耳にも「そんなにG1は軽いものなのか」「もう二度と出るな」「辞めちまえ」といった厳しい声も届いていたという。

 

 出場枠を譲り受けた天山は2勝7敗の成績に終わったが、この結果も2人で受け止めた。「いろいろ言われたけど、それも含めて一生忘れられない経験になった。(天山の戦いに)すごく感動もしたし、喜怒哀楽すべてが詰まっていた。終わって時間がたてばたつほど悔しい思いがある。だからこそあれで終わらせず、巻き返さないといけない」と明かす小島にとって、その無念を晴らす舞台はタッグリーグしかない。

 

 屈辱の夏を乗り越えて、2人の絆は深まったと確信している。開幕戦では現IWGPタッグ王者のタマ・トンガ、タンガ・ロア組との公式戦が組まれた。「今回の自分たちの真価が問われるんじゃないかな。初戦を勝てばぶっちぎり優勝も見えてくると思う」と腕をぶした。

 

 小島は「譲渡問題の最後の答えをハッピーエンドにするには、優勝しかないですから。だから私は誰にも譲りません。夏は譲ったけど、冬は誰一人譲らない」と豪語。1998年の結成からチームとしては「一番キツい思いをした」という1年を笑顔で締めくくるべく、名コンビが強さと栄光を取り戻す。