【新日本】柴田「凶器公認マッチ」予告

2016年11月11日 16時30分

シンガポールへ出発した柴田

 新日本プロレスの15日シンガポール大会でNEVER無差別級王者・EVIL(29)に挑戦する柴田勝頼(36)が、凶器公認マッチを予告した。5日大阪大会での王座陥落から早期再戦の機会を得た前王者は、あえて敗因となったEVILのラフ殺法を全面容認。同王座初となる海外でのタイトル戦は、風雲急を告げてきた。

 

 王座陥落直後のリマッチ要求が実り、わずか中9日での再戦が決定。柴田は「早かったっすね。形はどうあれ、ベルトを奪われたことに変わりないので、自分で自分のケツを拭きたい」と闘志を燃やした。

 

 大阪決戦ではEVILがレフェリーの目を盗んでベルトやイスを凶器として使用。大荒れの展開が勝負の分かれ目となった。だが柴田も2004年10月には天龍源一郎(66)にビール瓶で頭をかち割られるなど、多くの修羅場をくぐり抜けてきた男。「途中まで正面から来るから、忘れてた。あ、こいつ内藤軍団(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)だったって。俺もビール瓶で殴られたりとかしてたのに、そういうのが頭から飛んでた。自分の甘さというか」と、EVILの戦法は批判しなかった。

 

 むしろ柴田にとっては己の油断が敗北につながった事実のほうが許せない。EVILに対し「何でも使えって。イスでもベルトでもマーライオンでも。それも含めて戦い。俺はアイツに、本当のイスの使い方を教えてやる」と豪語。海外マットで初めてNEVER戦が開催されるシンガポール決戦で、王者の凶器使用を全面容認する“デスマッチ”に臨む覚悟を明かした。

 

 1月4日東京ドーム大会で初戴冠を果たし、今年だけで実に11度目のNEVER王座戦。驚異的なハイペースで戦い続ける一方で、9月には首の負傷も経験した。EVILから「お前は俺にではなく、NEVERのベルトに呪われている」と挑発を受けた柴田だが「お前に負けたままでいるくらいなら、呪われたほうがマシだ。(新日プロ再所属契約を結んだ)3月3日のように、自分の力で切り開いていきたい」とキッパリ。邪悪なオーラ漂う王者に雪辱を果たし王座を奪還する。