【新日本】柴田 EVILの邪悪な呪い断つ!

2016年10月26日 16時30分

コーナーのEVIL(左)を低空ドロップキックで攻め立てた柴田

 新日本プロレス11月5日大阪大会でEVIL(29)とのV4戦に臨むNEVER無差別級王者・柴田勝頼(36)が25日、邪悪な呪いからの脱却を誓った。ノア・潮﨑豪(34)との遺恨に終止符を打ち、災難続きの日々から一歩抜け出したが、そもそもの諸悪の根源はEVILにほかならないと指摘。負の連鎖でたまったうっぷんを挑戦者にぶつけ“厄払い”するつもりだ。

 

 柴田は23日ノア横浜大会で潮﨑との一騎打ちを制し、この日からシリーズに合流。「やることがたくさんあった中で、一つ片付けた。もうノア(のリング)に上がることはないと思います」と遺恨清算を宣言した。

 

 これでようやくV4戦に集中できる環境が整った。EVIL戦はG1公式戦で敗れたリベンジマッチ。改めて振り返ると、この敗戦こそが柴田の運命を変えた。

 

 G1決勝進出を逃したことで最終日(8月14日、両国)はノアとの対抗戦への出場となり、結果的に潮﨑との遺恨が生まれるキッカケとなった。国内外で試合過多だった柴田の負担はさらに増加。連戦の無理がたたったか、胸椎負傷で9月シリーズの途中欠場を余儀なくされた。さらにG1後の米国遠征中にはラスベガスのカジノで有り金を失うなど、公私にわたり災難が相次いだ。

 

 復帰後の負傷箇所については「菅野(洋介)トレーナーがつきっきりでいてくれるおかげで、試合を乗り越えられている」というが、今回の負の連鎖を「負けたことで遠回りをしているかもしれないし、歯車が狂わされてるのかもしれない。名は体を表す。災難が降りかかる存在なのか…。全てはEVIL(邪悪)の呪い」と指摘する。この取材中、スタッフが運んでいたEVILの鎌の柄の部分がよりによって柴田の首を直撃するという不運極まりないアクシデントまで発生した。

 

 もちろんこんな状態で年を越すわけにはいかない。新日プロではすでに来年1月4日東京ドーム大会に向けた動きも進んでいるが、柴田が王座を保持するNEVER戦線は「EVILを超えないと見えてこない。アイツがいるだけで前が見えない」という状況。大阪決戦での厄払いを自らに義務付けた。

 

 この日の豊橋大会では8人タッグ前哨戦に出場。怨敵に強烈な打撃を叩き込み、V4戦に向け闘志を燃やした。