【新日】オカダがG1全試合メーン出場要求

2016年06月21日 16時30分

オカダは真夏の主役を狙う

 新日本プロレスのIWGPヘビー級王者、オカダ・カズチカ(28)が20日「G1クライマックス」(7月18日、札幌で開幕)へ向けて爆弾要求を放った。2年ぶり3度目、王者としては初の制覇を狙うオカダは、同リーグ戦での全戦メーンイベント出場を熱望。プロレス界の主役が、真夏の祭典をジャックする。

 

 19日の大阪城ホール大会で内藤哲也(33)を撃破し王座返り咲きを果たしたオカダはこの日、一夜明け会見に出席。「世界一のベルトだと思ってますから。次やるG1も王者の戦いをして優勝して、どんどん価値を上げていきたい」と、真夏の祭典に照準を合わせた。

 

 IWGP王者によるG1制覇は過去1995年の武藤敬司、2000年の佐々木健介の2人しか達成していない。過去4回の出場で2度の優勝を誇るオカダだが、敗退した残りの2大会はいずれもIWGP王者として臨んだ年だった。いまだ越えられない壁を、3度目の正直で越えるつもりだ。

 

 野望は単なる“2冠”にとどまらない。G1の出場選手と各大会主要カードは27日の後楽園大会で発表される。これに向けオカダは「公式戦全戦メーンイベントにしろと言いたいですね。一人でG1を回しますよ」とブチ上げた。

 

 IWGP王者として出場した昨年大会では、公式戦9試合中4試合でメーンを張ることができなかった。だが王者たるもの全会場で主役を務め上げる義務がある、というのがオカダの美学。昨年11月には天龍源一郎の引退試合で介錯役を務め、今年1月4日東京ドーム大会でも棚橋弘至のメーン連勝記録を止めた。いまや業界の代表として誰もが認める存在となったことで「今のプロレス界の顔は誰だ?と言ったら、俺でしょ。そういう人をメーンに使わないで誰を使うの?ということですよ」と主張するのだ。

 

 自分以外の主役は必要ない。強烈過ぎるまでのプライドをにじませたレインメーカーが、真夏の祭典でも絶対的中心となる。