2日、福岡市内で行われた新日本プロレス「レスリングどんたく2016」(3日、福岡国際センター)の前日会見で、NEVER無差別級選手権王者・柴田勝頼(36)に挑戦する永田裕志(48)が悲壮な決意を明かした。

「2月の大阪で、第3世代と呼ばれる我々は、もう一度新日本プロレスのリングを熱くする決意を投げかけた。投げた波紋を投げ返してきたのが、NEVER王者の柴田選手でした」と語った永田。同じ第3世代の天山広吉、小島聡らは柴田に敗れ去ったが「その無念を全て背負って、明日は全力で挑戦して、皆さんの前で必ず勝ちます」と宣言した。

 その熱い思いは柴田もよく分かっている。「今年に入ってから始まった第3世代との『一人世代闘争』は明日で最後。キッチリこの手で終わらせたい」と“最終通告”を突きつけた。