新日本プロレス9月5日メットライフドーム大会でIWGPタッグ王者のタイチ、ザック・セイバーJr.組に挑戦する後藤洋央紀(42)、YOSHI―HASHI(39)組が24日、前哨戦で王者組を強制消灯させた。

 メットライフドーム決戦で後藤組は同じく挑戦者組の内藤哲也、SANADA組とともに3WAY形式の王座戦に臨む。この日の後楽園大会では6人タッグ戦で王者組と激突。終盤にDOUKIと一騎打ち状態となった後藤は、デイブレイク(変型DDT)や丸め込みで何度もあわやの場面を作られた。

 それでもロープに走ったDOUKIを担ぎ上げるとGTWを発射し一気に形勢逆転。最後はGTRで3カウントを奪ってみせた。

 試合後は後藤がタイチの襲撃を受けたが、YOSHI―HASHIがトラースキックで撃退する。さらにザックに合体技のGYWをさく裂させると、タイチにも合体技GYRを決めてKO。ツイッター上でタイチから驚異的な早寝早起き体質をイジられ続けてきた後藤は「お前ら~、もう寝てんのか? 何時だと思ってるんだ! メットライフドーム、もっとぐっすり眠らせてあげるからな。消灯!」とマイクアピールし勝ち誇った。

 ベルト奪取に視界良好のYOSHI―HASHIも「まだ寝るの早すぎだろ、オイ! 今日のあの光景は同じものがメットライフドームで見られる。それだけは言っといてやる」と王者組を挑発。保持するNEVER無差別級6人タッグ王座のベルトを誇示しながら「ここにもう1本! もう1本ベルト!」と変則2冠取りを誓っていた。