新日本プロレスの高橋ヒロム(31)が、27日東京・後楽園ホール大会でのシングルマッチでの復帰を直訴した。

 22日に団体公式ユーチューブチャンネルで「復帰戦について話したいこと」という題名で動画を配信。一人語り形式で「高橋ヒロム、復帰します。でもいったい、いつ復帰するんだい?」と切り出した。

 2月に大胸筋断裂の重傷を負い手術をしたヒロムは、7月25日の東京ドーム大会で復帰を宣言しIWGPジュニアヘビー級王座への挑戦を表明。9月5日のメットライフドーム大会で、王者のロビー・イーグルスに挑戦する。

 ヒロムは「おいおい、まさかヒロムちゃん、タイトルマッチで復帰する気なのかい?と。いやいや、俺だってタイトルマッチ前に復帰したいんだよ」とした上で「でもLIJ(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)も今、試合ができない状況」と続けた。

 LIJは鷹木信悟とBUSHIが新型コロナウイルスに感染したことが発表され、15日の静岡大会から欠場している。

 そこで「タッグが組む人がいないだったらシングルマッチがあるじゃないかと。新日本プロレスに要求する。8月27日の後楽園ホールで俺の復帰戦、シングルマッチを用意してくれよ。対戦相手は今回、ジュニアタッグリーグに出られずにフラストレーションをためて…なんてかわいそうなんだ。むしゃくしゃしているんだろうな。そう、DOUKIを指名する。そういう感情を抱えている人間こそ、俺の復帰戦の相手にふさわしい」とし「なあDOUKI、俺と試合しないか? 新日本プロレス、発表を楽しみにしているよ」と呼びかけたが――。