新日本プロレス30日の後楽園ホール大会で、石井智宏(45)が鈴木みのる(53)に〝屈辱要求〟を突き付けた。

 後藤洋央紀、YOSHI―HASHIとのトリオでNEVER無差別級6人タッグ王座を保持する石井は、8月1日後楽園大会でタイチ、ザック・セイバーJr.、みのる組とのV8戦に臨む。この日は前哨戦の10人タッグマッチで鈴木軍と激突。みのると互いに一歩も引かないエルボー合戦を繰り広げる。

 さらに時間の経過とともに両者の攻防は激化する。ヘッドバットからエルボーを放った石井は、みのるの強烈なエルボーでダウンを奪われるが、バックドロップを発射して意地の反撃。チームの勝利が決まった試合後もリング上でエルボーを打ち合うなど、決戦を前に激しく火花を散らした。

 さらに石井はバックステージでも「鈴木、鈴木軍って言うわりには、ここ最近じゃテメエが一番存在感ねぇな。どうしたんだ、ああ? もっと来いや。もっと暴れてみろよ。もっとメチャクチャにしてみろ」とみのるを挑発。「じゃないとお前の影がだんだん薄くなるぞ? 鈴木、(王座戦で)お前らが負けたら鈴木軍からタイチ軍になれよ」とまで言い放っていた。