【新日本】飯伏欠場で緊急出撃の棚橋は惜敗もエースの証明「もう二度と口が裂けても弱音は吐かない」

2021年07月26日 00時00分

タイトル戦緊急出撃で輝きを放った棚橋(新日本プロレス提供)

 新日本プロレス25日東京ドーム大会で、棚橋弘至(44)はIWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟(38)に敗れ同王座初戴冠はならなかった。

 当初挑戦が予定されていた飯伏幸太(39)が「誤嚥性肺炎」からの回復が間に合わず、当日に挑戦者が棚橋に変更となる前代未聞のドーム大会メインイベントで、エースがエースたるゆえんを見せつけた。団体の緊急事態に立ち上がった棚橋は、鷹木に怒とうの猛攻をしかけていく。25分過ぎには何とカミゴェからのハイフライフローを浴びせたが3カウントは奪えない。

 なおもドラゴンスープレックス2連発で執念を燃やす棚橋だったが、ハイフライフローを狙ってコーナーにのぼったところで反撃のSTAY DREAM(雪崩式デスバレーボム)を浴びてしまう。張り手の応酬からパンピングボンバーを食らうと、最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンで沈められた。

 大激闘の末に敗れた棚橋だが、2019年1月以来、実に約2年半ぶりの東京ドームのメインで改めてその力を証明した。試合後は「ピンチをチャンスで変えられませんでしたが…。決めました。俺はもう二度と口が裂けても弱音は吐きません。今ある棚橋で、今の体でもう一度トップへ。それがファンの方にできる精いっぱいだし、俺はもっとみんなの期待に応えたいです」と決意を明かした。近年は負傷にも泣かされ精彩を欠いていた棚橋だが、大一番で見せた輝きは完全復活を期待させるに十分値するものだった。

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