17日に新日本プロレスワールドで配信された「NJPW STRONG」で、カール・アンダーソン(41)、ドク・ギャローズ(37)の「グッドブラザーズ」が2016年2月の退団から約5年ぶりに新日マット参戦を果たした。

 2人は同大会で開幕した8チーム参加のタッグトーナメントにエントリー。1回戦でクラーク・コナーズ(27)、TJP(36)組と対決した。コナーズに対してアンダーソンのフロントキックからギャローズが串刺しボディーアタック、さらにはバックドロップとネックブリーカーの合体攻撃と好連係で主導権を握る。最後は合体技マジックキラーでTJPから3カウントを奪ってみせた。
 アンダーソンは日本語で「オヒサシブリデス! オ~ヒサシブリデス!」と叫びつつ「俺たちを世界的に有名にしてくれた場所に、グッドブラザーズが帰ってきた。新日本プロレスのリングの大きさを忘れてしまっていたから今日の試合は疲れたぜ。しかし勝ったのは俺たちだ」と豪語。ギャローズも「これまで新日本でやってきたことを今日もしたまでだ。俺たちの巧みな攻撃はいつも変わらない。マジックキラーで3カウントだ。トゥー・スイートだろ?」と勝ち誇り、2人でウルフポーズを決めた。

 グッドブラザーズは2回戦で永田裕志(53)、成田蓮(23)組と激突する。思い起こせばアンダーソンの初来日は2008年3月の「NEW JAPAN CUP」で、トーナメントを欠場した永田の代役としての参戦だった。