新日本プロレス11日の北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ大会で、オカダ・カズチカ(33)が「ユナイテッド・エンパイア」のジェフ・コブ(39)とのシングルマッチを要望した。

 オカダはこの日、YOH(33)と組みコブ、グレート―O―カーン組と対戦した。エンパイアの連携に捕まったYOHを救出するべくオーカーンにドロップキックを放ったが、なんと空中でコブにキャッチされてしまう。そのままアスレチックプレックスで投げ捨てられ場外へ。最後は孤立したYOHがコブのツアー・オブ・ジ・アイランド(変型パワースラム)で3カウントを奪われてしまった。

 前日10日大会に続いてコブに猛威を振るわれたオカダは「いいように…やられちゃってるかな。いいとこ、正直なかったんじゃないかなと思います」と実力を認めた。その上で「新日本プロレス、お願いしますよ。この意味、分かるでしょ、どういうことか。俺とコブがいれば面白い戦いになるんじゃない? 『ゴジラVSコング』並の『オカダVSコブ』いいんじゃないかな」と一騎打ちを要求。脅威の身体能力を持つアテネ五輪戦士との注目対決が急浮上した。