新日本プロレス16日後楽園大会で、天山広吉(50)、小島聡(50)、永田裕志(53)の第3世代トリオが健在ぶりを満天下に示した。

「IMPACT WRESTLING」に出場した小島と、「AEW」でIWGP・USヘビー級王者のジョン・モクスリーに挑戦した永田が揃って米国遠征から帰国。久々のトリオ結成となった3人はこの日、飯伏幸太(39)、真壁刀義(48)、本間朋晃(44)組と対戦した。本間を孤立させると、天山のモンゴリアンチョップ、永田の延髄斬りかた小島がコジコジカッターと、怒とうの波状攻撃を展開する。

 ラリア―トの相打ちからカウンターのこけしロケットで反撃にあった小島だったが、カウント3は許さない。追撃のためにロープに走った本間を、カウンターの剛腕ラリアートで完璧に沈めてみせた。

 小島は「約1か月弱の米国遠征を終えて、帰ってきました。手前味噌だけど『すげえ俺、必要とされてるわ』と感じることができた。自信持って、もっともっとプロレスラーとして生きていいんだなと思ったし、そうするべきだとすげえ痛感した」と海外で得た収穫を強調。「小島聡という人間がまだプロレスラーとして生きていること、それを世界中の人に、特に今回行ったIMPACTのレスラーの人たちに知ってもらった…というか知ってくれていた。それをこれからも自信持って、誇りもってプロレスラーとして頑張っていきたいと思います」と、決意を新たにしていた。