【新日本】鷹木がオカダとの決定戦を制し第3代IWGP世界王者に V1戦の挑戦者に飯伏を指名

2021年06月08日 00時00分

鷹木(右)は渾身のフィニッシュでオカダを沈めた

 新日本プロレス7日の大阪城ホール大会で行われた第3代IWGP世界ヘビー級王者決定戦は、鷹木信悟(38)がオカダ・カズチカ(33)を撃破し、悲願の業界最高峰ベルトを手にした。

 首を負傷したウィル・オスプレイ(28)の王座返上に伴い行われた新王者決定戦は、互いに一歩も譲らない一進一退の攻防が続いた。マネークリップをロープブレークで逃れた鷹木は、場外でのMADE IN JAPAN、STAY DREAM(雪崩式デスバレーボム)で攻勢に出る。レインメーカーにもカウンターの龍魂ラリアートを炸裂させ、試合の主導権を渡さない。

 30分過ぎにはショートレンジラリアート2連発からレインメーカーを狙われてしまうが、レインメーカーを間一髪でかわすと、レインメーカー式パンピングボンバーで再逆転に成功する。

 驚異のタフネスを誇るオカダをドラゴンスープレックスで投げ捨てた鷹木は、強烈なスライディング式エルボーで打ち抜く。最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決め、激闘に終止符を打った。

 ついに業界の最高峰王座を手に入れた鷹木は「これは夢なんかじゃねえな。間違いなく、現実だろ。俺は1か月前にオスプレイに負けて、奈落の底に落ちていった。だが俺はギリギリ生き残った。いろいろあったけど、今日の一戦で完全に這い上がったぞ」と勝利宣言。「こうして今、手元にベルトがあるが、これがゴールではない。(話が長いため中略)プロレス界のテッペン目指して龍がごとく、駆け上ってやろうじゃねえか!」と言い放った。

 さらに鷹木は同王座初代王者の飯伏幸太(38)を呼び込み次期挑戦者に指名。「このベルトを懸けて、俺とやるのか…。『イエス』か『はい』か、ここで答えてみろ!」とジャイアニズムあふれる不自由な二択を迫った。飯伏が「イエスでもはいでも、どっちでもいいんだよ。やってやるよ!」と呼応したため、V1戦での激突が決定的となった。

 さらに鷹木は5月4日福岡大会で敗れたばかりの前王者・オスプレイにも「お前に負けた鷹木信悟は1か月後、IWGPの世界ヘビー、持ってるんだよ。悔しかったら、ふざけんなって気持ちがあるんだったら、早く戻って来い。いつでも相手してやんぞ」とメッセージを送った。2004年10月のデビューから約16年8か月、新日本参戦から約2年8か月。信念を胸に我が道をバク進してきたザ・ドラゴンが、ついにプロレス界の頂点に立った。

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